2024/08/16 20:19


「枯らさないためには何をどうすればよいのか知りたい」

「パキポディウム・グラキリスを元気に、美しく、たくましく育てたい」



この記事はそんな方へ向けて書いています。


はじめまして。
N.H Platsです。塊根植物や珍奇植物を中心に商品を展開しています。

ショップを通して”植物と共に暮らしていく楽しさ”をご提供させていただきます。


パキポディウム・グラキリスは、初めて植物をお家に迎える方にも比較的育てやすいですので、肩の力を抜いて育成に挑戦してみてください。

大前提として植物は、光、風、水、温度の管理ができれば元気に育ってくれます。
これからお伝えするPOINT1~4を抑えることができればあなたのパキポディウム・グラキリスは元気に、美しく、たくましく育ってくれます!


POINT1
太陽の光をおおくあげてください!



パキポディウム・グラキリスは日当たりが良い場所を好みます。

1日10時間を目途に光をあてていただくと元気に育ちます。

家の立地的に日当たりが良ければ、よく日が当たるところにおいてあげてください。

ただし、30℃を超える真夏の直射日光や西日に当たりすぎると葉焼けや塊根部にダメージが出る場合があります。


屋外であれば、遮光率30%ほどの遮光ネットを使ったり、できるだけ西日が当たらない場所に置くようにしてください。

屋内であれば、レース越しやすりガラス越しの光で管理すると良いでしょう。


逆に光が不足すると、土が乾かず根腐れを起こしてしまったり、幹や枝が間延びしたり、葉が落ちてしまったりします。

「私の家は日当たりが悪くて心配!」という方や、「部屋にインテリアとしてオシャレに飾りたい!」というかたは植物育成ライトを使えば日照不足を補うことができます。


家を出るときにライト付けて、帰宅して日が暮れたタイミングでライトを切ってもらえればOKです!

タイマー機能付きのものもありますので、Amazonなどでチェックしてみてください!


POINT2

風をあててあげる!



通気性をよくすることで、植物自体の呼吸を促し元気に育ちます。

また、風をあてることで鉢の中が早く乾かすことができます。

風通しが悪い状態であれば、水やり後に鉢の中の水分が蒸発してくれずパキポディウム・グラキリスが最も恐れる”根腐れ”が起こり、調子を崩して枯れてしまう可能性があります。

ですので、屋外であれば風通しの良い場所に置き、室内であれば家電量販店やネットでサーキュレーターを買ってあげてください!

豆知識でサーキュレーターの電気代は1時間0.4円ほどですので、つけっぱなしで問題ないかなと思います。


POINT3

水のあげすぎに注意!


原生地のマダガスカルでは乾季と雨季がはっきりしており、雨降らないときは塊根部に水を溜め込んでいます。

なので多少水やりを怠ったところですぐには枯れません!←ここが初心者でも手を出しやすい理由です!

逆に水をやりすぎると根腐れを起こして調子を崩します。基本的には葉が出ている春から秋にかけては土が乾ききっているのを確認して1週間に1、2回程度で大丈夫です。

葉が落ちた冬の休眠期は基本的には水をやらなくても大丈夫ですが、暖かい日に2カ月に1度根を濡らす程度に水を与えてください。

ただこれはあくまでも目安ですので、お家の環境で少しずつ変えてあげてください。


POINT4

寒さに注意!


夏の暑さには強いパキポディウム・グラキリスですが、寒さには弱いため10℃以下の環境では幹や根が傷んで枯れてしまう可能性があります。

冬に12℃前後の気温になってきて葉が落葉したタイミングで、屋外管理していたものは屋内管理に切り替えることをオススメします。


室内の暖房の風が直接当たらない場所で10℃以上をキープしていただくと安心です!


窓際で管理する場合は屋外と変わらないくらい温度が低くなることもありますので、注意が必要です。

植物育成ライトをあててあげると少しだけ温度を高く保てるかと思います。



これらのPOINT1~4を抑えることができれば、あなたのパキポディウム・グラキリスは育ってくれます!

育成に関して分からないことがありましたら、Instagramも運用していますのでお気軽にDMをいただけば幸いです。

あなただけのパキポディウム・グラキリスを元気に、美しく、たくましく育ててみましょう!